ニュージーランドほろほろ通信

恒例の青空散髪。夏の間は、庭でミニマの頭を刈るのが父ちゃんの楽しみ。
そしてついにこの夏から、お母ちゃんがマックス父ちゃんの頭を刈ることに！
いがぐりに近い短髪にも関わらず、床屋でなく、美容院を利用していた父ちゃん。
このたび、担当者が変わってしまい、その出来に不満を抱きはじめた。

父ちゃんの頭は常に短髪。
「そんな頭で美容院にいくなんて家計の無駄だ。私が刈る」と言ったら、
最初はしぶっていたものの、最後は折れた。
そんなわけで、「母ちゃんバーバー」急遽開店。
ようやく諦めた！と清々したものの、初めてのバリカンにおそるおそる散髪開始。
プロは部分ごとにバリカンの長さを変えるらしいが、
こちらはまだインターン（無免許）なので、初回はバリカンの長さをひとつに統一。

仕上がり具合は、初めてにしては上出来。（自己採点）
よーく見ると、もこもこっと長い部分が残っていたが・・・
しかし意外にも父ちゃん、いがぐり頭がよく似合っていた。
「いいじゃない。坊主似合うよ。それで作務衣でも来たら貫禄出るよ」と褒めちぎる。
「まあ今回はこれでいいよ。でも次回はもうちょっとうまく刈ってね」と言いつつも、まんざらでもないよう。
鏡を見ながら、「マツケン（松平健）みたいだ」と言っていたのを聞き逃さなかった。

ちなみに父ちゃん、東京勤務時代は表参道のカリスマ美容師のNさんに髪を切ってもらっていた。
しかし、そのNさんの趣味はテレマークスキー。NZにも滑りにきていたことがあり、
スキーガイドのヒッヂさんを紹介していただくという縁につながる。
父ちゃんの美容院通いも無駄ではなかったのだが、まぁ、そろそろ潮時。
母ちゃん腕みがかなきゃ。

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